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ズッキーニ

ウリ科カボチャ属
つるなしカボチャ、Zucchini、Summer squash
主産地:宮崎、長野、群馬
旬時期:4月~5月

ズッキーニ

基本情報

アメリカ南部やメキシコが原産とされるが、栽培されるようになったのは、ヨーロッパに伝来した16世紀以降。日本で栽培が始まったのは1980年代で、年々人気が高まっている。緑果種と黄果種に大別される。

名称の由来

イタリア語でカボチャを意味するzucca(ズッカ)に、「小さい」を意味する接尾辞がつき、zucchinaとなった。「小さいカボチャ」の意味。

特徴

キュウリに似た外形だが、ペポカボチャの仲間。果実と花が食用にされる。完熟してから食べるほかのカボチャと異なり、ズッキーニは開花後5~7日の若採りした未熟果を食用にする。

食材情報

ナスに似た肉質で、ほのかな甘みがある。味わいは淡白で、ナスと同様、油との相性が良い。フランス料理やイタリア料理の食材として知られ、ソテーやフライのほか、南仏料理「ラタトゥイユ」に欠かせない食材である。天ぷらなどの日本料理に調理しても良い。花は「花ズッキーニ」と呼ばれ、花芯を取ったものを食用にする。花ズッキーニにチーズや肉を詰めて揚げたフライは、イタリアの人気料理。露地栽培での旬は夏だが、温室栽培ものが通年流通している。

品種

・ズッキーニ(緑)
長さ20cm程度のものを食用にする。

・イエローズッキーニ
皮も果肉も鮮やかな黄色。緑のものよりも小ぶり。種別としては、雄花に属し、雌花に受粉し交配させる役目を持っている。よって、市場流通が少ない理由の一つである。

・花ズッキーニ
開花直前の花付きの幼果。主要産地では、あまり見受けられず、ごく一部の生産者のみの生産である。

・マーシュエットキング
ズッキーニ(緑)よりもひと回り大きく、甘みが強い。

・アラジン
薄緑色の円盤形のズッキーニ。別名スキャローブ。その形状から、UFOカボチャとも呼ばれる。

・グリーントスカ
細長い形状の緑果種。

・オーラム
細長い形状の黄果種。

・ゴールディー
卵型の黄果種。ツヤのある鮮やかな黄色で、見た目の美しさから飲食店で人気。肉類との相性が良い。

主産地

2010年の全国生産量ランキングは以下の通り。

宮崎県 1,329トン
長野県 1,217トン
群馬県 457トン
千葉県 301トン
茨城県 164トン 
山梨県 63トン 
高知県 58トン 
栃木県 57トン
北海道 44トン
東京都 36トン

栄養

カロテンやビタミンCが豊富。油との相性が良く、一緒に食べることで、カロテンの吸収力がアップする。ほかにカリウム、カルシウム、銅、マンガンなどのミネラル類を含む。キュウリやカボチャ等のウリ科植物に含まれる苦み成分ククルビタシンは、多量に摂取すると腹痛、下痢等の食中毒様症状を示す場合があるため、苦味の強い個体には注意が必要。

選び方

切り口が新鮮で、果皮の緑や黄色が鮮やかで、ハリとツヤのあるもの、太さが均一で大きすぎないもの、持ってみて弾力があるものを選ぶ。ヘタの切り口がみずみずしいものが新鮮。
 

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