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ボナルダ(Bonarda)は、アルゼンチン、北イタリアで主に栽培されている赤ワイン用品種です。深い紫色で、ブラックチェリーのような肉厚でクリーミー、甘やかな果実味を持ちます。


ランチェッロッタ(Ancellotta)は、主にイタリアのエミリア・ロマーニャ地方で栽培されているワイン用ブドウの品種です。


トロンテス(Torrontés)は、主にアルゼンチンのワインで生産される白ブドウの品種です。「リオハーノ」「メンドシーノ」「サンファンニーノ」の3つの亜種からなっており、ラベル表記される際は、どのぶどうの場合も「トロンテス」で統一されています。白桃、バラの花びら、ジャスミンなどのアロマも感じられ、フレッシュさやフルーティーさが特徴です。


ピノ・タージュ(Pinotage)は、南アフリカでピノ・ノワールとサンソーを人工交配種して生まれた黒ブドウで、南アフリカを代表するブドウ品種です。豊かな果実味を持った、深みのある味わいのワインが多く、スモーキーなニュアンスが特徴です。近年ピノタージュを使用した「ケープブレンド」と 呼ばれるブレンドタイプの赤ワインが造られていますが、「ケープブレンド」を名乗るには最低30%、最大で70%ピノタージュを使用することが 義務付けられています。


ゲヴェルツトラミネール(Gewurztraminer)は、ドイツやフランス・アルザス地方を中心に栽培されている白ワイン品種です。ライチやマンゴー、白い花などの華やかな芳香を持ち、芳醇でまろやかな口当たりのワインを生み出します。辛口ワインに加え、貴腐ワインや遅摘みのブドウでつくられた極甘口ワインにも使用されています。


ドゥルペッジョ(Drupeggio)は、イタリア中部地方(トスカーナ、ウンブリア)で栽培される白ぶどう品種です。「カナイオーロ・ビアンコ」とも呼ばれます。


ヴェルデッロ(Verdello)は、トスカーナなどで主に栽培される白ぶどう品種です。


グレケット(Grechetto)は、中部イタリアのウンブリア州ペルージャ県で広く栽培されているギリシャ起源の白ブドウ品種です。柑橘系の果実味とフレッシュな酸が特徴で、ミネラル豊かな引き締まりのあるワインが造られます。ハーブやナッツの風味があり、主にブレンド用として使用され、ワインに豊かさと風味を与えます。


ランブルスコ(Lambrusco)は、主にエミリア=ロマーニャ州のパルマより東のレッジョ・エミリア県、モデナ県とロンバルディア州のマントヴァ県に栽培されている黒ブドウ土着品種群の総称です。また、これらのブドウ品種から造られる同名の微発泡性の赤ワインも有名です。濃い紫がかったルビー色で、スミレ、バラ、小さな赤やダークベリーの香りとフレーバーを持ちます。


コルヴィーナ・ヴェロネーゼ(Corvina Veronese)は、イタリア・ヴェネト州で多く栽培される赤ワイン品種です。酸味がしっかりとしていて、果実味豊かなため、比較的早くから楽しめるタイプから、長期熟成可能なタイプまで様々なワインが造られます。


ロンディネッラ(Rondinella)は、主にヴェネト州で多く栽培される黒ブドウ品種です。程よい酸とタンニンがあり、ブレンド用として利用されることが多いです。ルビー色で花の香りとほどよい酸を持ち果実のボリューム感をワインにもたらします。


ガルガーネガ(Garganega)は、主にイタリアのヴェネト州で栽培されている白ぶどう品種です。ヴェネト州の庶民的な白ワイン「ソアーヴェ」の原料で、黄色味がかった麦わら色が特徴のソフトな味わいのワインが多いです。味は薄めで酸味が強いのが特徴で、長期熟成に向いています。


ネッビオーロ(Nebbiolo)は、北イタリアのピエモンテ州を土着とする黒ブドウ品種です。「王のワインにして、ワインの王」と称されるバローロに使用されており、サンジョヴェーゼと並んでイタリアワインを構成する最も重要なブドウ品種のひとつです。地域によっては、「スパンナ」「キアヴェンナスカ」と呼ばれます。非常に色が濃く、若い時はタンニンと酸が強いのですが、瓶の中で年月を経るとタールからスミレやバラに至る幅広いブーケをもつ世界で最も誘惑的な香りのするワインとなります。


コルテーゼ(Cortese)は、イタリア・ピエモンテ原産の白ぶどう品種です。糖分と酸のバランスがとれた均整な味わいのワインになり、ガヴィ地区で造られている白ワイン「ガヴィ」が有名です。酸の調和がとれた辛口のワインに仕上がります。やや緑色を帯びた麦わら色で透明感があり、柑橘系の果実のようなフレッシュな香りと心地良い酸味をもったすっきりしたワインです。


ルーサンヌ(Roussanne)は、主にフランスのローヌ地方で栽培されている白ワイン用ブドウです。もも、洋ナシなどの果実のアロマに、白い花のフローラルなアロマ、ハーブティー、ローストナッツ、コショウといったスパイス香もあり、とても香り高く、口に含むとシルクのような滑らかさと、ほんのりスパイスを感じるエキゾチックな味わいがあります。


ムールヴェードル(Mourvèdre)は、世界の多くの地域で栽培されている赤ワイン用ブドウ品種です。マタローやモナストレルなどとも呼ばれます。スペインのバレンシア州が原産とされており、締まったタンニンをもち、香り・味わいとも組成のしっかりした濃厚なワインを生み出す貴重な品種です。


ソーヴィニヨン・グリ(Sauvignon Gris)は、ソーヴィニヨンブランのクローン変異であるピンク色のワイン用ブドウです。ソーヴィニヨン・ブランの一種である「ソーヴィニヨン・ロゼ」の別名で、はっきりとしたピンク色の果皮が特徴です。ニュートラルな香りですが、しっかりとした味わいがあります。


サンソー(Cinsaut)は、地中海沿岸で広く栽培される黒ブドウ品種です。現在は主にフランスのラングドック・ルーションやプロヴァンス、コルシカ島、チリや南アフリカなどで栽培されています。ブレンドの補助品種として味に複雑味を出すために重宝されている一方で、南アフリカなどのニューワールドでは高樹齢のサンソーから高品質なワインが生産され、注目を集めています。シャープな酸味や、やや青いハーブの香りが特徴的です。


ミュスカ(Muscat)は、マスカットの一種で世界各地で栽培されています。辛口ものから、甘口、極甘口のものまであり、甘い香りが特徴でフレッシュな味わいのワインを生み出します。「マスカット・オブ・アレキサンドリア」とも呼ばれています。


ミュスカデ(Muscadet)は、フランス・ロワール川の下流域で栽培されている白ワイン用ブドウ品種です。「ムロン・ド・ブルゴーニュ(ブルゴーニュのメロン)」とも呼ばれています。