ハナサキガニ

十脚目タラバガニ科タラバガニ属
花咲蟹、King crab、Hanasaki crab
生息域:北海道北部
旬時期:3月~7月
調理法:味噌汁(鉄砲汁)、茹でガニ、蒸しガニ

ハナサキガニ

基本情報

根室半島の花咲港で多く水揚げされたことに由来する。コンブの生えている海域に生息することから、コンブガニの別名を持つ。小さなものをイソガニと呼ぶことがある。

名前の由来

甲長・甲幅ともに15cm程度。甲面、鋏脚、歩脚ともに鋭い突起で一様に覆われていること、歩脚が太く短いこと、額角の先端が尖っていないことからタラバガニと区別できる。生時は黒褐色だが、茹でると鮮やかな赤褐色になる。ベーリング海からオホーツク海沿岸、サハリン、千島列島にかけて分布し、国内では北海道の納沙布岬から襟裳岬付近の太平洋側、根室半島のオホーツク海側に見られる。多くは岩場に生息し、4~7月の繁殖期には浅海に移動してくる。雌は1年間の抱卵の後に1万~8万粒を放出する。幼生の孵化は3月下旬から4月中旬で、6月頃にメガロパ幼生となり、7月頃に第一齢稚ガニとなって着底し、3年程度は潮間帯域に生息する。その後は水深50~200m程度の海域に移動する。1年で1cm程度、3年で3cm程度に成長し、8年程度で生殖可能になる。雑食性で、主にコンブや甲殻類、ゴカイ、棘皮動物などを捕食する。

特徴

甲長・甲幅ともに15cm程度。甲面、鋏脚、歩脚ともに鋭い突起で一様に覆われていること、歩脚が太く短いこと、額角の先端が尖っていないことからタラバガニと区別できる。生時は黒褐色だが、茹でると鮮やかな赤褐色になる。ベーリング海からオホーツク海沿岸、サハリン、千島列島にかけて分布し、国内では北海道の納沙布岬から襟裳岬付近の太平洋側、根室半島のオホーツク海側に見られる。多くは岩場に生息し、4~7月の繁殖期には浅海に移動してくる。雌は1年間の抱卵の後に1万~8万粒を放出する。幼生の孵化は3月下旬から4月中旬で、6月頃にメガロパ幼生となり、7月頃に第一齢稚ガニとなって着底し、3年程度は潮間帯域に生息する。その後は水深50~200m程度の海域に移動する。1年で1cm程度、3年で3cm程度に成長し、8年程度で生殖可能になる。雑食性で、主にコンブや甲殻類、ゴカイ、棘皮動物などを捕食する。

食材情報

タラバガニのように漁獲量が多くないため、主に北海道で消費されることが多い。根室では観光資源となっている。タラバガニと比べると味が落ちるとされるが、濃厚な味わいを持つ。根室では、鉄砲汁と呼ばれるハナサキガニの味噌汁が名物で、独特のかすかなくせが味噌味と相まって人気。太い脚を筒状に切ったものを鉄砲に見立てたことからこの名称がついた。塩茹でにしたものも名物料理で、内子と呼ばれる卵は珍味とされる。漁期の関係から旬は夏から秋。丸ごと茹でた状態で流通していることが多く、触って重みを感じるものを選ぶ。

市場での評価

国産のほかにロシアからの輸入物が多く流通している。活け、ボイル、ボイルの冷凍状態での流通が多い。価格はタラバガニ類の中では安い。キロあたり3000~4000円程度。雌の方が価格が高い。

漁獲法

籠漁で主に漁獲される。200海里制度が導入された1977年以前は年間1000トン程度の国内漁獲高があったが、2000年以降は100トン未満となっている。乱獲による資源減少のため、1981年から3年間の禁漁が行われた。漁期は漁協により異なるが、根室では7月~9月、釧路では3月~7月。