梶の葉(かじのは)
梶の葉(かじのは)は、クワ科の落葉高木の葉で、深い切れ込みにより葉先が分かれ、表面に細かい毛が生えています。梶は神事に用いられてきた神木でもあり、5裂した独特の葉の形は家紋にもみられます。古来の七夕では梶の葉に願いごとを書いたり、飾ったりしたことから、夏を感じさせるあしらいとして、青掻敷に用いられます。また7月のお茶席では、梶の葉を水指の蓋にし、涼を演出する葉蓋点前に使われます。
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敷葉にご利用ください。