シロアマダイ

スズキ目アマダイ科アマダイ属
白甘鯛
生息域:本州中部以南
旬時期:秋~冬
調理法:刺身、塩焼き、煮つけ、酒蒸し、味噌漬け、椀種、干物

シロアマダイ

基本情報

シロアマダイ、アカアマダイ、キアマダイの順で高級とされ、アマダイ類中で最も美味とされるシロアマダイ。シラカワ(白皮)とも呼ばれており、白身は柔らかく、単に塩焼きにしただけでも、極めて美味。皮に旨みがあるので、若狭焼きや焼き霜造りにしても絶品。煮つけや酒蒸し、味噌漬け、椀種、干物など幅広い料理に利用されている。最近では中国からの輸入物も増えている。アカアマダイと同様に肉質は水っぽいが、アマダイの仲間のなかでは最も身がしっかりしている。

名前の由来

アマダイの仲間のうち、体色が白っぽいことに由来する。市場などではシラカワと呼ばれることが多い。甘鯛の由来は、肉質に甘味があるから。地方名に、アカグチ、アマダイ、グシ、グジ、クズナ、シラ、シラキ、シログシ、シロコズナ、シロビタ、シロベタ、シログジ、シロツナ、テス、ドウマ、ドウマン、ナゲソコ、ヒンズイ、ビタ、ホンアマダイ、ムラサキクヅナなどがある。

特徴

全長60cm程度。アカアマダイに比べて体色が白っぽい。尾びれにやや不明瞭な黄色横縞がある。本州中部以南から東シナ海、南シナ海、フィリピンにかけて分布しアカアマダイよりも浅い水深100mまでの砂泥底域に生息する。産卵期は12月から5月。甲殻類、小魚類を主に捕食する。

食材情報

アマダイ類中で最も美味とされるシロアマダイ。白身は柔らかく、単に塩焼きにしただけでも、身はふっくらとして豊潤な旨みがあり、極めて美味。皮に旨みがあり、塩をして一晩寝かせたものに酒を塗りながら遠火で焼き上げる若狭焼きも絶品。新鮮なものは刺身にして良く、煮つけや酒蒸し、味噌漬け、椀種、干物など幅広い料理に利用できる。旬は秋から冬。一般にシロアマダイ、アカアマダイ、キアマダイの順で高級とされる。うっすらと赤身のあるものは鮮度が良い。時間が経つにつれて白くなる。触って硬いものを選ぶ。

市場での評価

国産物は流通量が少なく、卸値でキロあたり10000円を超えることもある高級魚。最近では中国からの輸入物も増えているが、大きなものは高値。

漁獲法

底曳網や釣りで主に漁獲される。主な産地は長崎県。