新潟コシヒカリ
2022年産。「コシヒカリ」は日本でもっとも食べられているお米です。昭和19年当時、国をあげてお米の品種改良に力を入れ、そのような中生まれた病気にも弱く風にも倒れやすい品種が「コシヒカリ」です。その味については非常に評価が優れていたため、お米の栽培条件に適した新潟県にて拡大しました。新潟県の水田は、信濃川や阿賀野川などの大河川が上流から運んだ肥沃な粘土質の土壌でできています。この土壌は米作りに必要な養分を豊富に含んでいることから、化学肥料を多く投入する必要がありません。そして米の食味を左右する大きな要因に、登熟期(穂が出た後に実る期間)の気象条件があります。新潟県は登熟期の平均気温が実りの最適とされる約25℃で、また、この時期の昼夜の温度差が大きいことが、新潟のお米を美味しくしています。更に新潟県の中山間地は豪雪地帯で、雪解け水は山林の落ち葉が作り上げた腐葉土の養分をたくさん含んで川へ流れ出します。雪解け水が春に必要な清らかな農業用水として水田に活用されます。このようなお米作りに適した条件を満たした新潟で作られる「コシヒカリ」は抜群のもちもちさと甘みが特徴です。炊きたては米同士から糸が引くほど、上質なでんぷんがお米の食感の決め手となり、もっとも人気のあるお米となっています。
税抜価格 1,180 円/pc
- 税込価格
- 1,274 円/pc
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入荷無し |
2023年産。南魚沼では、豪雪がもたらす豊富な雪解け水と昼と夜の寒暖の差が激しい山間地の気候と、まさに米づくりに最適な条件であり、毎年、最高級のコシヒカリが生産されます。信濃川や魚野川などの河岸段丘や扇状地に広がる魚沼の水田は、他の地域の水田に比べ、水稲に必要な窒素供給力が小さく、やや痩せた土壌となっていますが、この土壌が稲が大きく倒伏しやすいコシヒカリにとって、生育過剰を抑制してくれるちょうど良い土壌となっています。地域を囲む雄大な山々に降り積もった大量の雪は、ミネラルを豊富に含んだ雪解け水となって水田を潤し、夏の高温時には、冷たく清冽な水が土壌の温度上昇を抑え、稲の根に活力を与えながら健やかな成長を促しています。豪雪がもたらす「豊かで良質な水」が、最高品質の魚沼のおいしいお米づくりを支えています。